資産運用を継続するために知っておいて欲しい重要な事

資産運用

新NISAが始まりましたね!!どのようなポートフォリオで組むか決めましたか??

「つみたて投資枠」を全世界に分散したものか?アメリカの主要銘柄に分散したものか?どれに、どのような比率で投資しようかな?と、かなり悩んだ方も多いと思います。

・全世界株式に連動したインデックスファンド
・S&P500に連動したインデックスファンド

が人気だから両方に投資しようと考えた方もいると思います。

今回は、途中で暴落が起きたとしても、自分が悩んで悩んで決めた商品を信じ、継続して買い続ける事が良い結果になる良い例を紹介していきます!(もうすでに知っている方も多いと思いますが、、、。)

 

スー、ジム、トムの話

 


1900年から2019年まで、毎月1ドルずつ貯金した場合そのお金をどのように投資するのが1番良い結果になるだろう?
スーの場合:この1ドルを、上げ相場の時でも、経済学者が迫り来る不況や新たな下げ相場について声高に警戒していても関係なく、売らずに徹底して毎月米国の株式市場に投資を続けた。
ジムの場合:この1ドルを毎月米国株式市場に投資し、景気が後退したら一旦、株式を売却して毎月1ドルを現金で貯金する。そして景気後退が終わったらその貯金を全て株式市場に投資する。
トムの場合:基本的にこの1ドルを毎月米国株式に投資するが、景気後退になったら6ヶ月後に株式を売却。景気後退が終わって6ヶ月したら投資を再開する。

さぁ~皆さん、この3人の投資家は、1900年~2019年の間にどれくらいの資産を築けたと思いますか?また誰の投資方針が1番良い結果になったとおもいますか?

結果
スーは、43万5,551ドル
ジムは、25万7,386ドル
トムは、23万4,476ドル

と、圧倒的にスーの勝ちとなりました!

1900年~2019年を月に変えると、1,428ヶ月。そのうち300ヶ月が景気後退。つまりスーは、景気が後退していた、もしくは後退しかけていた全体の21%の間冷静さを保って投資を続けた事で、ジムやトムよりも4分の3近く多くの資産を築くことが出来たんです。

いかに継続して買い続ける事複利の力の重要性が、例文からお分かりになったと思います。

2023年から日経平均もどんどん順調に上がり、このまま上がり続けると有頂天になっている時が1番危険な状態です。
機会損失になるからと余剰資金を全額投資してしまうと暴落時のパニック売りに繋がる確率が大きいため、今一度、全力投資ではなくマージンも持ちながらコツコツと投資をしていき、暴落時には多少多めに投資していきましょう!

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